有限会社辛島商店

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特集江戸時代のどうぶつたち2019-03-23

今回は平戸市のオランダ商館で催されていました「江戸時代のどうぶつたち」展を見学してきました!

江戸時代といえば時代劇によく出てくるような町並みを想像しますが、かつてそこにはどのような動物が存在したのでしょうか?

江戸時代前期には第5代将軍である徳川綱吉(とくがわつなよし)によって「生類憐みの令(しょうるいあわれみのれい)」が制定され、動物や病気の人たちを保護するようになりましたが、動物については学校の授業では犬くらいしか話題にならなかったような記憶があります。

ところが今回の企画展をみてビックリ!当時の平戸藩主であった松浦清山(まつらせいざん)氏によって書き綴られた資料「甲子夜話(かっしやわ)」には、江戸時代に人々の興味を集めた動物たちの様子がしっかりと描かれていました。

猫やウサギはもちろん、江戸時代では想像もつかないようなラクダやオランウータン、アシカやラッコまで!

いったいなぜ当時の人たちがこのような動物たちを見ることができたのでしょうか?日本に生息していたのでしょうか?

そうではありません。実は当時オランダからの貿易船に乗せられて、はるかな海を越えて日本にやって来ていたようです。

貿易といえば物品の輸入ばかりかと思いきや、このような「見せ物」や動物に関する学術書なども文化の一端として持ち込まれていたようです。

また知識文化だけでなく、動物をモチーフにした武具や調度品なども階層が高い人たちには愛用されていたようです。

江戸時代にも人々の娯楽や関心として意外な動物たちの存在があったことに本当に驚きました。また、平戸が貿易の地として優れていたからこそこのような「豊かさ」が持ち込まれたのかもしれません。

今回歴史の一幕に触れることで、私たちが知らなかったとても意外な日本の環境を知ることができました。

皆さまもお時間があればぜひ、地域の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。知っているつもりでまったく知らなかったことが皆さまを待っているかもしれません。


①オランダ商館の様子。オランダ商館とは江戸時代に東インド会社によっておかれた貿易の拠点。現在は当時の資料を展示する博物館として親しまれています。

②動物に関する資料。甲子夜話には動物の絵だけでなく、特徴などが詳しく記されています。また、動物辞典なども持ち込まれたようです。

③「兎耳形兜(とじなりかぶと)」ウサギは俊敏なだけでなく、大きな耳で素早く情報を集めることから兜のモデルに使われたそうです。


ごあいさつTomorrow31-22019-03-23


皆さまこんにちは。2月~3月はさすがに寒さも極まる季節ですが、元気にお過ごしでしょうか?この季節一番注意が必要なインフルエンザウィルスも通常のA型・B型だけでなく、A型にも2種類あって2回かかってしまうこともあるとか、どんどん複雑化していますね()


また今年は暖冬の影響が大きく、ずいぶん早くから花粉がまっているようで、当社でも花粉症の人を困らせているようです。


今年の冬は本当に暖冬で気温も高め、寒いとはいっても一時的なもので平均的に考えるとかなり暖かいです。水道の凍結の心配もなく、水温も高いから冬場のガス代も例年より安いと思います(泣笑)


さてこのTomorrowが皆さまのお手元に届くころには本格的な春となっているでしょう。


いよいよ平成ともお別れです。よく若い人を嘲笑して「平成生まれは」などと言われましたが、平成も30年以上続き、それももう終わりです。もはや平成も“ひとつ前の時代”です。昭和に至っては“ふたつ前の時代”です。


私自身も昭和生まれですが、今でいうと“大正生まれのおじいちゃん・おばあちゃん”といった感じになりかねませんが気持ちの準備はよろしいですか?()


春は別れと出会いの季節だといわれますが今年は時代自体の別れと出会いがあり、久しぶりに味わう春独特の心境があります。あっという間に終わってしまう平成への寂しさと、まだ見ぬ新しい時代に期待が混じる新鮮な気持ちです。


平成の時代にやり残したことはないかと考えると、ほとんど何もできていないことに気づき、新しい時代には今まで、できてなかった新しいことにチャレンジしてみようかと考えております。


ひろば保冷剤で簡単アロマ芳香剤☆2017-12-25


リフォーム現場から!リフォーム事例「外壁・屋根工事」2017-12-25

施工件名:E様邸(卸本町)
建物種別:木造2F住宅
内容:外壁工事
  • 現場の特徴

    築年数がたっているため外装が劣化して変色や表面の剥れが目立つ。破風やテラス屋根も同じような状態。

  • お客様のご要望

    外装の色が気になるのでキレイにしたい。テラスも雨漏れしているので張り替えたい。

  • 当社の提案

    外装部はプリントリブ波板を施工し、軒天、破風部も張り替えて塗装をする。テラスの波板も張り替え、及び屋根葺き替えのご提案。
  • 担当者の声

    外装部に濃い色のリブ波板を使用し、破風や、軒天など傷んでいる所はやり替えて全体的にスッキリはって見えるようになった。ついでに玄関外灯もLEDに変更しました。

→

お客様の声

石州瓦に替えて、雨漏れの心配もなく、外観もスッキリしまって見えて気持ちよく年明けを迎えられます。

その他


特集受け継がれるものづくりと生まれてくる新たな試み2017-12-13

今回はちょっと珍しいものづくりのお話です。当社のお客様で「食品サンプル」の製作をされている「日本美術」様をお訪ねしました。実は日本美術さまのものづくりについての取材は以前も本紙でご紹介させていただきました。今回は工房が波佐見町に移転されて心機一転となったこと、そして代表が当時の社長の息子さんに替わられたとのことで再度取材をさせていただきました。

新しい工房は波佐見町にある、昔は焼き物の窯元(かまもと)だった建物です。

近年、波佐見町の空き家となった窯元や工房に、ものづくりを目的とした人たちが入居しやすいよう配慮した制度(波佐見空き工房バンク)があり、その制度の第1号となられたのが日本美術さんでした。

 かつて窯元だった建物の中には広い土間が広がっており、ここに手を入れられて日々のお仕事に打ち込んでおられます。

 日本美術さんのお仕事内容は、食品サンプルの製作・販売・体験となっていますが、製作・販売は昔からされていたメインのお仕事で、飲食店の依頼のもとサンプルを作製し販売するとういうものです(飲食店の店頭のショーケースに入っている豪快でおいしそうな見本です)

 しかし、近年はパソコンやプリンターの普及により各お店で手軽にメニューの作成が可能となったこと、またメニューやお店自体の入れ替わりが激しくなったことや不況などを理由に食品サンプルを活用する飲食店が減ってきたとのことです。しかし一方でおみやげ物店などへのお菓子サンプルの販売にも力を入れられて昔ながらのお仕事を存続されています。

 また、息子さんの代になり新たな取り組みとして、一般の方に食品サンプルづくりを体験してもらう体験教室を始められました。今までは一般の人には知られることもなかったこのものづくりに、色々な人が興味を持ち、慣れ親しんでもらえたらとのことです。また食品サンプルの発想を変えてさまざまな小物に作り替え、販売することでご商売の幅を広げがんばっておられます。

 食品サンプルはその出来栄えのすばらしさに感動をおぼえますが、れっきとした手作り品。一つ一つのパーツ作り・作業工程を丁寧にこなし、磨き続ける色彩センスや技術を持ち合わせて始めてできあがるものだと感じました。現在の社長は先代からしっかりと技術を受け継ぎ・さらに今の世の中に合ったスタイルも取り入れながら、今日も食品サンプルづくりに力を注がれています。

 皆さんも他では体験できない食品サンプルづくり教室で楽しんでみませんか?

 

お問い合わせ・体験教室お申し込みは

 日本美術(野田社長) ℡090-9561-3415

またはホームページにて受付中。お気軽にどうぞ!


食品サンプルづくりの流れ。基材を型に流し着色して焼きます。さらに着色を重ねて盛り付けます。
食品サンプルをあしらった帽子()。かぶって撮影する人が多いそうです。


工房内の様子。体験や販売のスペースと作業場が分かれていますが至る所に食品(サンプル)だらけ!見てるとお腹がへってきます()